遠い春を、満開の桜の木の下で待ち侘びて
素顔4の延期が決まった時、「正直なにしてくれてんねんって思う」と口走ったわたしに、
「明日は我が身ですよ」と窘めてくれてくれた友人の言葉が今心にドスン!ときているこの頃です。
いやーーお久しぶりです。
デビューから3ヶ月がすぎましたね。でもまだ3ヶ月なんですね。なんかもう、デビューしてから何年間かで経験するハプニングがここに一気に来てますね。しんど。いやしんどすぎません?正直。
Snow Man応援しててもう6,7年かな、決して穏やかな波の中に揺蕩っていたわけではないけど、それにしても、荒波が過ぎませんか、、、
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ハッピーから始まったデビュー後の日々。
デビューCDはあんな売れると思ってなかった。
合算とはいえミリオンだし、単独でもかなりの数字が出た。
9時間の生配信、死ぬほど楽しかった。その日はえげつない眼精疲労になったけどでもたのしかったから気にならなかった。
地上波でもたくさん見たし、タイアップも決まった。冠番組もできた。7Gは気づけば第三弾になっていた。
ヲタクじゃない人と話してる時にSnow Manの名前を出すと、かなりの確率で「知ってる!」と言われるようになった。
会社で隣席にいる同僚から、「Snow Manお好きでしたよね?最近暇さえあればCrazy F-R-E-S-H Beatの動画見てるんです」と言われた。
滝沢歌舞伎ZEROの円盤化も決まった。発売は来月に迫っている。
すごいな、すごいな、Snow Man。
大きくなったね。しらない世界がたくさん広がるね。Snow Manが見せてくれるなんて、申し訳ないくらいに考えてなかった世界がどんどん広がっていて、もう、すごいしか言葉が出ない。
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そんななかで、ようやく決まったデビューツアーは、コロナのせいで日本公演は中止、アジアツアーも延期というか頓挫しそう。
天災や病気で人生の諸々の行事に打撃があった平成四年組がグループの約半分もいるグループなので、門出の時に何かないとおかしいわなとちょっと笑いそうな部分もある。
(いや、同い年なのでめっちゃ身に滲みてわかるんですよ、大雪での高校大学の受験、高2の豚インフルで修学旅行は行き先変更もしくは中止、大学入学直前に震災、大雪の成人式、、、すげえな我ながら)
極め付けは今回のことだ。
いや、ほんとにSnow ManとSnow Manのヲタク、踏ん張り時が終わらないね、、なかなか春が来ないね。外は桜満開なんだけど。
毎年桜で彩られる新橋演舞場にも、今年Snow Manはいない。そのかわり夏に桜を咲かせるはずなんだけど、ちょっと厳しくなってきた。
そうやってコロナでいろいろな「楽しい」が制限されていること、国が抜本的な対策をとらないこと、人々の生活が変わっていくこと、、きっと色々なことが重なるなか、なかなか重い気持ちで過ごす毎日の中で、私たちの大好きな人がひとり目の前から消えて、残った子たちは一列に並んで頭を下げる姿だけがテレビに映ったの、マジで辛かったな。
きっとあの、ジャニーズ の面々がたくさん揃った楽しいYouTubeの動画にもいたんだと思う。2回目の生配信だけで終わらなくて、デビューツアーで立てなかった横アリのステージを借りてパフォーマンスをして、可愛い手洗い動画にもいたんじゃないかな、って思ったりする。
わたしは、今辛い気持ちやしんどさとともにSnow Manのファンをしている人を励ます言葉はかけられない。助言だってできない。
だってそういうの、わたし嫌いやもん。笑
だからあくまで自分の気持ちに折り合いをつけるために、このブログを書いている。
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「出る杭は打たれる」という言葉がある。
頑張っている人、芽を出し始めた人を潰したいひとが、この世界には割といる。彼らのまわりだけじゃなく、わたしのようなやつのまわりにもいる。
自分が成長することでその人に追いつけ追い越せとするんじゃなくて、自分が現状のまま、人を蹴落とすことで優位に立とうとする人がいる。
それから、この世界には、人の揚げ足をとり、弱みにつけ込み、人の不幸を蜜と思うひとがいる。それを仕事にする人もいるし、そんな人に蜜を渡して「お礼」をもらう人もいる。
そういう人は、彼らみたいな存在を常に狙っている。彼らはめちゃくちゃ美味しい蜜の持ち主なので、その蜜が溢れる時を今か今かと狙っている。
今回のことは、その蜜の溢れ方がもう、向こうからすれば完璧だった。
本人もあらかた認めているので正直、擁護の余地はないかなと思う。大変やったな、と労いたい部分は山ほどあるけど。でもやっぱり、あかんことなんよなあ。
普通に会社勤めをしていたり、お堅い職業と言われたり、先生と呼ばれる職業に就いている子でも、えげつない遊び方をしている人はたくさんいる。あくまで一般人だから表には出ないけど。表に出る職業だから、ほんとアイドルって大変だなと思う。
本音を言えば、夜中に家を出てこれる女の子って、どんな家の子やねんと思う。呼び出された場所がどう考えても危ない場所と知って、引き返さんのもどうやねん?とも思う。親が言うこと聞かせられない家庭の子なんやろな、とか、おおよそ色んなことが普通ではないんやろな、とか考えてシンプルに引いてしまう。そのうえおいしい思いをしておいて、数年寝かせてまだやるかと怒りも湧く。
ただもうこれは、逆も言える。
夜中に女の子を呼び出す環境にまず疑問を持てよ、とか
やめとこうやって言えないんか、とか
そんな友達しかおらんのか、とか
もっと自分の仕事を考えろ、とか
たぶん周りの大人が本人にすでに浴びせた言葉がめちゃくちゃ浮かぶ。
だから、つまりはそういうことなのだ。
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じゃあ、何万分の1のヲタクであるわたしがせめてできることってなんだろうと考えたら、もう3つくらいしかない。
一つは、ああいうことは表向きは徹底的に無視すること。反応しないこと。(記事を一度読んでしまったしこんなブログ書いてるのであんまり、、言えないんだけど)
ここが腹立つところなんだけど、ああいう人たちが思う蜜を蜜にしているのが私たち消費者側で。反応すればするほどお金も入るし、彼だけじゃなく他の子たちまで、今以上に狙われてしまう。
「あ、金にならんな」と思ってもらってさっさと退散してもらうのが一番だ。
アイドルのプライベートを知ろうとしないでおくこと、ながくヲタクをやる上で結構大事なことなんじゃないかって思ってる。わたしみたいなやつでも会社と会社の外のキャラは違う。見られると困るの気持ち以上に、そもそも見せたくない部分が山ほどある。好きな人のことはたくさん知りたくなるけど、興味を持たないでおくことも大切。特にこんな時はなおさら。
2つ目は、公式の言葉だけ聞くこと。お金は公式に落とすこと。
今回は事務所のコメントと、8人が言った謝罪が全てだと思う。噂には必ず尾鰭がつく。さらにそこに乗っかってあることないこと言って人を煽ったり不安にさせたりするひとが必ず出てくる。
普段Snow Manなんて目の端にも入れない人たちがあれやこれや言い出す。めちゃくちゃ腹立つ。何も知らないくせに、と言いたくなる。でも、何も知らないのは、実はファン側も同じだと肝に銘じながら、諦めて耳を塞ぐ。公式の言葉を聞くときだけその手を退けて、ひたすらそれだけを頭に入れる。一番「本当のところ」がわからないのが公式のコメントかもしれないけど、でもわたしは過去の記事でも言っているように、「本当のこと」を「自分がそう思いたいこと、彼らに思っていて欲しいこと」「もし、こんな悪いことだったらどうしよう」ということと絶対に混同したくないと思う。
そして、できることはただ公式に金を落とす。お金じゃなくてもいいな、お手紙一通でもいい。YouTubeにコメント書いたり、つけ忘れた高評価をひたすらつけるとかでもいい。自分が大好きな人たちに、自分を好きでいてくれる人たちがこんなにいるんだと気づいてもらえるの、こういうときは結構大きいことだと思うから。
そして3つ目は、1人でヲタクできるようになること。
ファンの母数が増えたので、不思議な文化が入り込むのも当たり前だと思うけど、ここのところ変なタグが横行していて、きっっっしょ!!!!!と思うことも多い。まあこれはわたしが歳を取ったからかもしれない。笑
不安な時ほど、人は群れたがる。そこにはもしかすると本人たちの若さもあるかもしれないけど、とにかく同じ気持ちや境遇を共有したがる。そのエネルギーって馬鹿にできないから、ファンの大まかな姿として表面化し易くて、「えー一緒にしないでよ、、」と思いたくなることも最近は少なくない。
でも、ヲタクは正直、ひとりでもできる。てかこういうときこそひとりでヲタクできてた方が楽だなーと最近とても考える。わたしが今書いたことも、ある人にとっては共感を得られ、ある人にとっては不快かもしれない。
でも、人の分だけ考え方があって、正解はなくて、だからこそ
「こう思わなくちゃ」とか
「こんなこと思ってるのわたしだけなのかな」
と考えなくて、いいと思う。あくまで趣味だから、悩むことは少ない方がいいよね。楽しいだけを取れたら嬉しいし、どうしてもつらいこととはそのときその時で凹みきらず、うまく付き合っていきたい。
ふつうにSnow Manの佐久間担してても想いの乖離なんていくらでもある。ひとりでヲタクするのはそういう時にも役立つ。ただ、いくら1人になっている時でも、だれかの好きはわたしの嫌、わたしの嫌はだれかの好きってこと、すぐ忘れちゃうけどやっぱり根底に置いておかなきゃいけない。そこはね。うん。
妙に長くなっちゃった。そして結局何が言いたいかわからなくなっちゃった。笑
3ヶ月分ってやっぱたまるね。
最後に、最近聞いた言葉でめちゃくちゃ腑に落ちた言葉を。
正門くん朝ドラお疲れ様でした。
「手は強く繋げば繋ぐほど、
手汗かいてネチョネチョになるし、
たまには離さんとあかん。
それが仲良う手繋ぐコツや」
(ドラマ『スカーレット』より、鮫島が直子にかけた言葉から引用)
書きながら聴いていた曲
King Gnu 『傘』
くるり『ばらの花』
サカナクション『ネイティブダンサー』
I Don't Like Mondays.『Plastic City』
(@8ppier)
マシュマロもお待ちしてます!