アイドルは別腹

おなかがいっぱい、っていつ来るんだろう

愛の世界の白雪たちに会ってきた夏

今日は、好きな人が楽しそうに、幸せそうにしててくれるのが何よりだと強く思った夏のお話です。


 

『Summer Paradise 2019』

SnowMan公演にご縁があり参戦させていただきました。


と、その前に!

1つ前の記事では今までにないほどの数の方にブログを読んでいただき、本当に感謝しております。

書きなぐった、用語の補足もない不親切な記事にもかかわらず、たくさんのご反応もいただき本当に嬉しかったです。もっと書けたんじゃないか、と加筆、修正したい箇所もたくさんありますが、とにかく感謝しております。あのブログを通してお友達もできました。皆様本当にありがとうございました!!

 

というわけで、今回の記事はサマパラについてです。若干ネタバレを含むの記事でございますゆえ、ご参戦前の方はお気をつけ下さいませ!

 

 

横アリもたまアリも参戦していない私にとって、9人のSnowManをライブ形式で、そして生で見るのは、今回が初めてでした。

ライブ中、たくさんのことを思いました。

ただひたすらにかっこいい!顔がいい!ビジュアルの高みここに合わせてきたね!?とか、おもしろい!だからあなたたち早く関パニみたいな番組はじめろって言うてるやん!?白ホリセットでダサジャージ着て全身粉まみれになったり呪いの絵描き歌発明する姿見せてよ!(元eighterの私情)と思った部分がほとんどなのはもちろんでしたが、いろんな思いが、それも胸がちくんとするような思いがいたる場面で入り込んでくるとは、正直予想していませんでした。

なぜなら、初めて歌舞伎で9人を目にした時、ちくんとしたことは正直ほぼなかったからです。もしかしたら、歌舞伎は演目が新しいものばかりで、過去の塗り替えみたいなものがなかった分さほどの違和感を抱かなかったからかもしれないと、いまなら思いますが。

 

とはいえ、9人、という画に対しての違和感、それはほぼありませんでした。3階の俯瞰で見られる席だったのでステージ上の人多いな!?とは思いましたが、それはさほど広くないステージに体のでかい男たちが7人(プラスちっちゃいものクラブの2人)もいたからだとおもいます。

9人はそれぞれが本当にかっこよくて、魅せ方を知っていて、まぎれもなく私の大好きなSnowManでした。

彼らが束になった時の強さが本当に好きです。もうマジで強さしかねえもんな。一生彼らにこうべを垂れて生きていきたい(何の話だ)

 

 

どう話を繋げればいいかわからなかったので突然ぶった切りますが、とはいえジャニーズJr.との約束はやっぱりしないに越したことがないのかもしれないと思いました。

ブログではポジティブ並べていますが、あの日からずっと、6人のパフォーマンス動画をほぼ再生できていませんでした。しても最後まで再生できない。あんなに観てたのに!その理由は3つあります。

 

1つは、9人が好きで、人数の少ない方でのパフォーマンスにちょっと物足りなさを感じてて、9人の定点見てる方が好きなこと。パワーアップがいい意味で働いた結果だと思います。

2つ目は、コメント欄が、言い方悪いけど6人派の墓場みたいになっててちょっと辛いこと。やっぱり3人がいない方がいいとか、この頃が最強だったとか、確実に本人たちが見てるよ、という場でそれが書き連ねられてるのが見てられないこと。

どのSnowManを好きでいるかはそのひとの自由だからそれになにか言うつもりはないです。マイナスの刃は何より鋭利だから気をつけてねとは思うけど。

 

そして3つ目、これが8割の気持ちですが、9人と歩くと決めた時以上に思い出に向き合う勇気がないこと。

どれだけ時が経っても、いつまでも持ち歩くつもりでいる、すべて大切な思い出ですが、大切すぎたのかもしれません。

 

どこまでいっても、SnowManは、ジャニーズJr.でした。

ある日突然風向きが変わる、思いもよらないさようならが待っている、そのままを愛すにはあまりにも足元が盤石にならなさすぎる。結果が出ないまま年月を経れば経ていくほど、愛は深まるのに別れが近づく。わたしが好きなものは粘土かなにかでできていたのかと思うほどにいきなり形が変わる。現に昨年の夏には想像もしなかった、2019年のサマパラの様相。もちろん、康二のいない松竹座も。

 

ガイズを始め、アクロの数が目に見えて少なくなった。ただこれはメインでアクロする子たちの身体があんまりいい状態でないのはわかっているし、新しい形を模索してる最中だからそれは全然いい。そうじゃなくても楽しい。むしろアクロなくてもあんな楽しいんだからすごい。本当にセットリストを作るのが上手い。

というかファン心理めちゃくちゃ考えてるってこんな明確に伝わるのよく作れるなと毎回感心する。何よりわたしはアクロをするからすのが好きなんじゃない。

ただ、フー!という回数は減ったな、というのは思った。初の横アリと去年のサマパラのはしゃぎようを想った。

 

わたしの大好きな衣装が形を変えた。acrobatic の可愛いえんじ色のセットアップ。リメイクされてた。今でも信じたくない。わたしの勘違いであってほしい。勘違いだったら教えてください。佐久間くんはブラウスがひらひらとした尻尾みたいなのがついてて可愛かったけど、それでも大好きな衣装が形を変えてしまうのは悲しかった。

(庄やで相席した渡辺担のお姉さんが渡辺くんの衣装をPTAのお母さんと言っていた。わかりみが深すぎてここ最近で1番笑った)

6人を想って作られた金ベロアのブギウギの衣装も、当たり前だけど使われることはなかった。肌に馴染んできたばかりだったはずだ。あの、どこのグループにもない素敵な衣装も、もう着るところを見ることはないのかもしれないなと思った。

 

 

でも、そんな中で、あれだけ言葉にするのが下手だった彼らから、ものすごいメッセージ性を感じたのもこのサマパラだった。とくに加入組の3人のユニ、ソロ曲はもう見ていてしんどかった。

 

目黒くん。康二くん。

どんな気持ちで、『Lovin' U』の歌詞を紡いだのでしょう。

「この俺を最後まで愛し続けることができるかどうかだけを知りたかった」

という歌いだしから始まる歌を、いまのあなたたちが歌う意味を、あのどうしようもなくエモい演出を目にしながら考えてました。何をやっても絵になる2人が紡ぐ、激重ラブソング。でも、それをいまこの場で歌ってくれる彼らが、そこに至るまでのことを考えると、どうもラブソングをただ歌っているようにはどうしてもとらえられなくて。

突然応援する環境が変わった2人のファンに対して、あるいはほかの7人のファンに対して。ほかのメンバーに対して。一緒にお仕事をする周りの大人に対して。誰に向けて歌っていたんだろう。その全員かもしれない。

目黒くんは何年前かのサマパラでこの曲に参加していたから、これをやろうというお声かけがあっての選曲だったのかもしれませんが、その後のMCであれは同じマンションの二階と四階で起こってる設定とか康二にボケられなければもっとこじらせて帰っていったように思います。なんやねんその設定おもしろすぎか。

でも、そんな康二も、もう東京に行かないと夏会えないんだもんね。なにがあっても立ち続けた松竹座に、彼はもういないんだなあ。

 

ラウールくん。

16歳になったばかりのあなたに、この曲を歌わせるのは酷ではないかと思いながらも、16歳になったばかりのあなたにしか、『Paraiso』は歌えなかったのかもしれないとも思います。

他の子より年の離れた幼い子が、真ん中に立ち未来を背負うグループを、私は今まで応援したことがありませんでした。

こんなにしんどいのか、と、公演通して1番胸がぎゅっとなったのはあなたのソロでした。

「地図にない航路を行く We knew it 勇気がいるよ

But I never lose never lose.」

この、「never lose」の反復。誰かに、自分に、言い聞かせるように歌う彼。でも、すごくかっこよかった。こんなにも強くて儚い16歳、私は他に知らない。

 

6人に関しては一気に最後の曲で話しちゃうけど、『終わらないmemories』、もう頭の中に走馬灯が駆け巡りました。死ぬわけでもないのにね。

 

カウコン終わりの興奮状態のまま、初詣と初日の出を見に出かけていたこと。車の中で人狼して、宿で鍋をかこみ、温泉に入り、布団を並べて寝ていたこと。3分の2が起きれなくて初日の出見られなかったこと。アラサー男子たちがサンリオピューロランドで大はしゃぎしていたこと。シナモンと話す渡辺くんをにやにや5人が見守っていたこと。

2年目の歌舞伎のブギウギ(新橋、御園座と駆け抜けたよね) を経たサマパラでは、健くんにもらった金ベロアの衣装が体に馴染んで、彼らすら輝いて見えたこと。

ナガスパの中の観覧車で、「勝利の六人組さんみたいになりたい」と阿部ちゃんが言ったこと。ジェットコースターで2人1組でおおはしゃぎして、乗ってない他の4人もその姿に大笑いしていたこと。

ZZLで初横アリの幕が開いたこと。ガイズで繰り出されるアクロバットにいちいち歓声をあげたこと。アクロバティックのしょっぴーの大冒険にも歓声をあげたこと。真っ白に染まった横アリで、「涙で滲む約束」を果たすと言ってくれたこと。

衝撃的な白のハチマキ姿で、初めて少クラでZZLを歌ったときのこと。今じゃ考えられないくらい全然アクロが成功しなかったけど、少年たち公演を経た2回目の披露で完璧に決めてきてくれたこと。

ふっかちゃんが「SnowManのためなら、僕は何だってやってやります」とタッキーに宣言したこと。

歌舞伎中、タッキーからお手紙をもらったこと。6人とも泣いちゃったこと。

SnowManと名前がついた年の歌舞伎では名前を言うだけで、口上はひーくんしかさせてもらえなかったところから、全員その機会をもらえるようになったこと。

今じゃ考えられない、殺伐と呼ばれていただてさくが2人でご飯行ったとかいう話になり、雪解けなんて言葉が生まれたこと。

クリエの当日券列が1000人を超えたこと。

 

っていうように新しい記憶から古い記憶にかけて、自分が体験したこと、見ていたものがぶわーーーーーーーーっと頭に浮かんできました。

とどめにはそれらはすべて、新しい道へ進むためのはじまりとともにさよならするという歌詞。

あまりにも強い彼らの決意。ここで生きると決めた9人の痛いほどに伝わる決意。

 

どんな気持ちで聞けばいいのかわからなくなって、涙が出ました。そんな自分に、わたし思い出のお片付け下手すぎ!とちょっと笑いそうになったのを覚えています。

たぶん、箱に綺麗に詰めたまでは良かったけど、その箱は鍵つけられる木箱とかじゃなくてテープで閉じるダンボールで、しかもその止めてたテープもガムテープじゃなくて養生テープでした!すぐ剥がれます!綺麗にはがせます!だっていつでも取り出して懐かしみたいやん!みたいな感じだったんだと思います。何言ってんだわたし。だいたい大切なものをダンボールにしまうなよ。引っ越しじゃないんだぞ。

 

とまあ、そんな冗談はおいといて。

 

 

とはいえ、6人だった頃のSnowManは、言葉にするのは下手だけど嘘は言わない人たちだなとずっと思っていました。

もちろん、9人になってからもそれはかわらない。同じように、それでいて6人より言葉にすることを恐れない3人が入ってきてくれただけで、みんな根っこは同じ子たちの集まりだなと思っています。

 

でも、だからこそ、彼らと約束してしまうんだと思う。

変わらない今を、永遠と錯覚してしまうんだと思う。彼らはジャニーズJr.なのに。そこに永遠はないのに。

 

でも、裏切られた、とは思っていません。何度も言うように私は9人のSnowManがこれまでのSnowManで1番好きです。

 

 

 

結局は、わたしSnowManが大好きなだけなんだと思います。ずっと、わたしの希望なんだと思います。

 

目黒くんとらうちゃんを自分の好きなグループのメンバーとして応援できる未来が来てくれて本当に嬉しい。目から鱗が落ちるような経験を、これほどまでにできると思っていなかった。知らない魅力を知っていくことは、こんなにも楽しいんだ!と、長年ジャニヲタやってきてこんなにも思ったのは2人に対してが初めてです。

 

関ジュにいた康二よりも、SnowManで笑ってくれている康二の方が好きです。

でも、もっと前に出て欲しい。そして自分のキャリアに自信を持って欲しい。あまりの謙虚すぎる姿に、歯痒くなることもある。6人を立てて立てて立てまくってくれているけど、自分が最前列に立つ経験を誰より積んできたのは康二だから。後ろにいなくていい。あなたの踏んできた最前列の場数の多さをもっともっと、前に出していいんだよ。

もちろん、出せない雰囲気がまだまだあるのも申し訳ないと思いながら、それがあなたのいいところでもあることはわかっているけれど。

以前のわたしのツイートを引用します。

 

関西はもはや松竹座という場所含めて箱推しと思って応援してきた分、康二への愛は止まりません。素面でもほっといたらずっと喋ってるからなわたし。いやーでも、SnowManの現場で聞くゴイゴイスー、ちょっとうるっときたな。(ゴイゴイスーで泣ける未来とは)

 

年下のメンバーが入ってきて、いい意味で阿部ちゃんの子供っぽいところが出てきたのが本当に可愛くて好き。康二と痴話喧嘩してるの楽しい。頭の回転が早い康二と、語彙力が豊富な阿部ちゃん。なんだかんだ言い負かされてケタケタ笑う阿部ちゃん。

 

グループ内で露骨に愛されだした渡辺くん。年下のストが彼をいじるのが好きなように、年下から見て可愛い!と思えるところがあまりにも多いんだろうと思います。あと愛されることに関してまんざらでもなさそうなのがとてもいい。あと受け止めてあげてると思っていそうなところとか。でもどこまでいっても手のひらで弄ばれてるのは渡辺くんあなたですよ可愛いね!

 

いままでこっそりやっていたおふざけ(主に佐久間くんにのっかる)を、康二がきたことによって前に出すことが多くなった宮舘くん。本当によく笑うようになったね。初めて見たころの仏頂面が嘘みたいに、いろんな表情が見られるようになって嬉しいこの頃です。

 

SnowManの顔としての岩本くんがどんどんかっこよくなっていく姿を誇らしく想っています。

年下に慕われるひーくんの姿を、弟たちがたくさんできたことでとても身近に見られるようになったことが嬉しいです。そして、メンバーを平等に頼れるクレバーさも。適材適所をわきまえたあなたの役割分担力があるから、SnowManの魅力が余すことなくこちらに伝わるのだと思っています。

 

わたしが入った日、「お水飲んでいい?」とMC中に言った深澤くん。「じゃあその間にMCまわしときますねー」と康二が返す場面がありました。

とくにMCではこれまでたくさんのことを背負ってきたふっかちゃんが、少しその荷物を降ろせるようになったんだなと嬉しかったです。何かを背負う子を、影で支え続けるふっかちゃん。結果的に1番背負うのはいつも彼で。でもそれをいとも簡単にやっちゃうようにみせるスマートさが、やっぱりかっこいいとも思うのです。

 

そして、大好きな大好きな佐久間くん。

あなたが笑ってくれるたび、楽しそうにしてくれているたび、体を目一杯使って踊って、ステージを走り回って、お客さんにたくさん手を振って、メンバーに絡んで、絡んでもらって、、そういうふうな姿を見ていられることが、こんなに嬉しいと思ったことはありませんでした。

あなたの笑顔が救いになったことはこれまでにもたくさんあったけど、過去に引っ張られそうになった公演中、いや!今のSnowManが最高だ!と思い直すことができたのは、佐久間くんがSnowManを大好きという気持ちを体いっぱいで教えてくれたからです。

今の佐久間くんは、無敵だなと思います。毎日がパルクールみたい。どんな障害も、かっこよく飛んでいける。

あなたを1番好きだと思える人生を送ることができていることが幸せです。そしてあなたが大好きな人たちを、わたしも一緒に大好きと思える毎日を送れて本当に幸せです。

この夏も笑顔でいてくれてありがとう。

 

 

あれだけ泣いたあの日々が嘘のように、わたしは今のSnowManが1番好きです。

進み続けるってすごい。なんてかっこいいんだろう。

強く逞しく、凛としているSnowManが今までもこれからも大好き。

 

 

 

そんな公演終わり、わたしをお誘いしてくれたお姉さんと、庄やさんで飲んでいました。

店内で爆音で流れ続けるSnowManの曲。4曲くらいがずーっとリピートで流れ続けていました。絶対無許可だけどこの際それはどうでもいい。

 

そのうちの一曲は、『Snow Dream』でした。サマパラの局動画そのままながしていました。イントロが流れるたびにウッとなって、昨年の夏を思い出して感傷に浸っていたけど、あまりにも何度も流れるからもはやリハビリみたいなもんでした。

 

それからホテルに帰って、お風呂の中で横アリのスノドリを流して、ガイズ流して、ブギウギも流して、それからメキホを流しました。

わたしはやっぱり、今を走るSnowManが1番好きだなと思って、満足してお風呂から出ました。

なんかもう、大丈夫だと思いました。きっとまた突然戻ったりするんだろうけど、ちくちく刺さる棘はすぐ抜くことができそうな気がします。

 

 

どうやって終わればいいかわかんないくらい脈略のない話を今回もしてしまいましたが、

最後にこれだけ言わせてください。

 

 

 

『BANG! BANG!バカンス』の

"さあ 写真は基本Vサインで" は

みんなが中央に集まってVサインするって相場が決まってんだよ!!!!!!

真ん中にわちゃっと集まって9人でVサインしてくれ!!!!今からでも遅くないから!!!!!!

 

 

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マシュマロもお待ちしております

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今回のおとも

無限未来 / Perfume  

長く短い祭 / 椎名林檎

華麗なる逆襲 ・Amazing Discovery / SMAP

あなたが笑えば ・世界中からサヨウナラ / DREAMS COME TRUE