アイドルは別腹

あと少しだけ、を繰り返して

三つ巴を携えて--関ジュあけおめ2018雑感

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この冬、『アンダルシアに憧れて』で私たちが見せられたものは、

大西流星くんが胸にずっと秘めていた、意地の爆発だったんだと思う。

 

 

ジャニーズも、ジャニヲタも、一度はどこかで通る曲。

カウコンでも選抜されて出るような曲。

逆に、中途半端な子たちが選曲すれば顰蹙を買ったりするリスクをはらんだ曲ではないだろうか。

 

そんな曲を、この冬に関西ジャニーズJr.の弟組が成立させる。

大きな賭けだったと思う。

だけど、大阪城ホールの花道に、ボルサリーノを粋に決めて立つ流星くんの姿で、

何かとんでもないものを見ることになる予感を感じさせ、その後たとだとしい歌声で流星くんに続く嶋﨑斗亜くんの姿に会場は確実にどよめいた。

少し背伸びしたような黒と赤の衣装を着た子達が続々とステージに立ち、歌い踊る。あの場に正門くんたちのような少しお兄ちゃんたちがいたことで場が締まっていたのもよかった。

 

もちろん、完璧ではない。だけど歌わされたわけではなく自分たちが選んで歌ったであろうこの曲に、

 

 

『俺たちだけでも、できる』

 

そういう、全員の気迫がみえるような、アンダルシアを見せつけられた気がしている。

正直、見終わったあとのわたしの心の中に1番に浮かんだ言葉は

「なめててごめん」

だった。

 

その気持ちが吐き出された1番の理由としては、圧倒的な熱量で歌い踊る、大西流星というアイドルがいたことだと思う。

数年前、彗星の如く現れ、誰よりも小さな体で目一杯踊り、周りのお兄ちゃん達の脅威になりながらも、誰より可愛がられていたあの小さな男の子が、とんでもない成長を遂げ、中心に立っていた。

昔から変わらない、挑戦的で負けん気の強さが現れている力強い目をこちらに向けながら、踊っていた。

 

自分が関西ジャニーズJr.の1つの時代を担うことを、もうずっと前から彼は自覚しているんだと思う。アイドルの本音と建前をあの歳で上手に行き来し、関西ジャニーズJr.のエースとしてステージに立つ、16歳の男の子に

このまま彼についていったらどんな世界を見せてもらえるんだろうと思わされてしまった。

 

 

 

 

 

西畑大吾くんが、関西ジャニーズJr.のセンターに立つ未来が来たのは、偶然が生んだ必然だと信じている。

 

 

 誰かを蹴散らして立ったわけではないし、元々センターに立つと思われていたような子でもなかったと思う。

だけど、そんな西畑くんが急に、それまで関西ジャニーズJr.のセンターを務めていた重岡大毅くんのような雰囲気をまとい、関西ジャニーズJr.を背負い出した時が確かにあった。

それはなにわ皇子で流星くんを挟んでシンメでいた同期の廉くんや、後輩であり同級生の紫耀くんが東京に出た頃ぐらいからだったと思う。

でも、関西を背負ったような雰囲気をまとって、いつでも手を抜かず、全力でパフォーマンスしていたし、実際Jr.以外の仕事も一番取ってきていた彼がセンターになっていくことに大きな批判などはなかった(はず)。

 

だけど、その全力さが、見ているこちらをハラハラさせる時がこの人にはあって

一度目は春松竹の『Bring it on』

二度目は今回の『Electric Shock』だった。

 

西畑くんのパフォーマンスを見たことのある人には共感してもらえる部分があると思うが、彼はとにかく頭からつま先、全身の動きがとにかく大きい。SHOCK経験者というのもあると思うけれど。

 

もちろんJr.はそんな子ばかりだが、

とくに頭の動きが良くも悪くも大きいのが西畑くんの特徴かと思う。

 

春松竹でふらふらになりながら最後まで踊りきり、暗転後スタッフさんに抱き抱えられてハケる姿を見たヲタク達に

『現実のshow must go onはあってはならないことなんだ』

と思い知らしめることになった時も

今回のように曲中で足がつり、痛みに顔が歪みながらパフォーマンスしていた時も動きの大きさは変わらなかった。

 

だけどそのせいで、パフォーマンスそのものに対しての気持ちが持てなくなってしまう、みているこっちはそれどころじゃなくなることが、この人にはある。

 

ただ、勘違いしてほしくないのは

わたしは彼のことを一切批判するつもりはない。

そうではなくて、神様がいるのなら、いつだって全力でパフォーマンスしてくれる彼のことを、

期間中ずっと、1日1日を健康に、元気で過ごさせてくれないのはなんでなんだろう、

こんなに頑張ってる彼をどうして完璧にがんばり続けさせてくれないんだろう、

と悔しい気持ちになるということだ。

彼が全力で頑張っていることなんか、一目でわかるほどなのに。

 

康二くんと2人でやる『Electric Shock』は、多分あのライブでも目玉の1つだったと思う。きっと力も入っていたんだと思う。

だからこそ、全日、やりきらせてあげてほしかった。

 

 

でもその後の曲中に、誰かに向かって手で大きな丸を作り、

『もう大丈夫』と合図しながらいつも通りの彼(少なくともそう見える範囲で)に戻り、

センターで西畑大吾に戻った姿を見せてくれて安心した。

 

次の春は、また期間が長いけれど走り切ってくれるように

誰も頑張る彼の邪魔をしないように、ただ祈るばかりだ。

 

 

 *

 

 

向井康二くんは、関西ジャニーズJr.の精神的支柱で、キャプテンと冠するにふさわしいのがこの人だと思う。

 

 推され続けているように見えて、

あと一歩届かなかったり、悔しい思いも人一倍してきたであろう彼はいつしか関西Jr.にいなくてはいけない人になった。

時代が違うとはいえ、こんなにも自分より関西Jr.の未来を考える人がかつていただろうか。

 

康二くんの言葉、行動1つで、空気が変わることが、本当に多くある。

頼りなくて、天然で、ちょけているのに、人一倍周りを気にし、誰かをおいていくのが嫌いな人だと思う。この場に康二くんがいてくれてよかったと思うことが今回もたくさんあった。

 

前述の『Electric shock』では、

 体制がしんどいポーズで足を痛めた西畑くんが崩れかけたときに、

振付の範囲内のように西畑くんのことをひっ掴み、体制を保たせてくれた。

あの細くて長い指に力が思い切り入っていたようすが、わたしの目に焼き付いている。

 

『かかってこいや2018年!!!』

と叫んで歌い出す康二くんで会場の熱気は格段に上がった。

 中高生Jr.の様子を誰より見ていたのも彼だったと思う。

 

うちわが発売されていても、

ステージの一番上にいてMCにも入れてもらえない子の名前をリレーの走者に出してみたりもして、そこにいる子たちをいない子にしようとしないのも、康二くんらしかった。

(これはギリギリのゾーンで、ありがたいけどその発言大丈夫!?と微妙な空気が流れたことも確かだけど)

 

少し話は戻り、、

適切な言葉が見つからないのが悔しいが、康二くんはとにかく

『そのパフォーマンスに関係ないことをなかったことにできる』

力に長けているなあと思う。

 

春松竹の『Bring it on』の時は

センターに流星くんを挟んだ位置にいたとはいえ、会場の雰囲気も含めて西畑くんの異変に絶対気づいていたはずだった。

時折ちらちら心配そうに西畑くんを見る、流星くんにも気づいていたはずだった。

だけど1人、しっかり前を向いて踊り唄い続けた。

そこで西畑くんを気にすることで、観客がもっと不安になることをわかっていたからだと思う。そこでこの曲が続けられなくなることがいいことではない、見せたいものではないという気持ちの表れだったのではないだろうか。

 

夏の舞台中にシリアスなシーンなのにセリフを大きく言い間違えた子がいて、会場のお客さんも、Jr.たちも笑ってしまったときも、次のセリフを何事もなく続け、劇の世界に戻したのも康二くんだった。

笑う時間は、そのシーンに不要であり、世界に引き戻すこと、それが次のセリフを言う自分の役目だとわかっていたのだと思う。

 

 

それでも、春松竹の事件の時に

西畑くんの姿を見て観客の誰もがアンコールを呼びかけず終わった時も

その気持ちを汲んでくれたJr.たちを代表して『俺らカルピス飲んで待ってるからみんな戻ってきたら教えて〜』 とアナウンスしてくれたのは康二くんだった。

彼はいつしかそういう役目を担う人になっていた。

 

 

 

 あと、単純にかっこいいほんと顔がいいスタイルがいい手が綺麗おもしろいイケメン最高(頭悪いのばれるぞわたし)

 

 

 

 

こんな3人が三つ巴になって、

後ろに龍太くんが支えるようにいてくれて、

成長著しすぎる信号トリオ(っていうんかな)がいて、

まわりにはバッキバキにかっこいいfunky8や正門くんたちがいて、

お兄ちゃんたちに負けないよう頑張るちびっ子たちがいて。

40人程度の組織だけど、ほんとに毎回目が足りなくて。

 

 

私が思う、関西ジャニーズJr.の1番の魅力は、束になってかかってきたときのなんとも言えないエモさにあると思う。

 

誰がどの曲にいたとかいちいちメモしてないので

いない子がいた曲もあるかもしれないけど、

 

幕が開いた瞬間関西担にはおなじみの

『UME強引オン』で始まったのも、

全員メンステに横並びで歌って踊る

『Bring it on』を見せてくれたのも最高だった。

 

 

前のブログにも書いたけど、関ジュはとにかく1つ1つのステージを大切にしてくれる。

テレビに出る機会もそんなにない。

短時間にモニターに全員名前紹介されるくらいの人数しかいない。

だからこそ、その一瞬一瞬が本人達にも、もちろんファンにも本当に大切な時間だし、箱推ししちゃう。

 

でも、最後は絶対に、

笑顔で、またね、と送り出してくれる。

明日からも頑張ろうね、また会おうね、と。

 

気づけば、今回の出演者の中で自分より年上の人は

龍太くんと真鳥くんだけになっていたけど、

こんなに頑張っている彼らがいるんだから

おばちゃんまた頑張るね、、!と思って帰路に着く。

 

 

春はわたしの1番の推しである福本大晴くんがDKを卒業して帰ってくるはずなので、

それを楽しみに春を待つことにしたい。

 

 

おまけ

 

 初めて、藤原丈一郎くんのダンスを間近で見た。

メンステからセンステにつながる通路でひとり、バッキバキに轟を踊る丈くん。

彼はわたしが初めてファンレターを書いた人で、

とめ、はね、はらいがしっかりした漢字のような踊りをするのが好きでたまらないのだけど、

こんな近くの場所で彼の踊りを見たときに、かっこいいを通り越して丈くんの後輩Jr.になる人生を歩みたかったなという考えに至るとは思いもしなかった。

 

 

いまあさのアイスクリームは多分ずっと忘れないし、ずっとそのかわいいままでいてくださいって感じだった。色々な感情が湧いてきて持ってた今江うちわが折れそうだった。

(歌声と世界観がサーティー●ンより甘いんですよ!!!!!!)

 あとあれで他の曲でオス見せてくるのほんとダメ。あの2人心臓に悪い。

 

あと、今まであまり興味なかったけど、リチャ橋はどえらいスピードでかっこよくなっていくし、流石のダンススキルでやっぱり目を惹く。

 

まとこじゃすえのノスタルジアはまとくんがやりたいと言っていたことを形にしてくれて、あまりにも辛い現実を突きつけられながらもあえてあの歌詞の曲をもってきて、

あそこまで素敵なものを見せてくれて、素直にかっこいいと思いながらも

やっぱりおかしいよね、と思わせてくれた。

 

 

思うことは多々あれど、四年前のあけおめを考えれば、マイクを持ち自分たちだけの時間をもらって歌を披露してくれる未来が来るなんておもっても見なかった。うちわが出る未来なんてもっと。

末澤伝説なんてもう都市伝説かと。現実だけど。


まあ、なにはともあれ、彼らの前には誰もいない、彼らが主役となる時間を味わえただけで、このライブに来られてよかったなと思えた。

 

 

 

 

全員が幸せになる世界なんてないけれど、

それでも、そこに自分の居場所があるんだと、

誰が欠けても良くないんだと、そう思って、

また舞台の上にみんながいてくれる世界が

これからも広がってくれますように。

 

 

 

 

 

"どんな明日が来たって この手で君を守るから
遠い空 きらめきの 未来を目指して
道なき道をゆくよ"